貯蔵安定性1,5−ナフタレンジイソシアネート(ndi)プレポリマーからの気泡質ポリウレタン(pur)注型エラストマーの製造方法
专利摘要:
本発明は、貯蔵安定性1,5−ナフタレンジイソシアネート(NDI)プレポリマーからの気泡質ポリウレタン(PUR)注型エラストマー/成形品の製造方法に関する。 公开号:JP2011506624A 申请号:JP2010533484 申请日:2008-11-12 公开日:2011-03-03 发明作者:イェンス・クラウゼ 申请人:バイエル・マテリアルサイエンス・アクチェンゲゼルシャフトBayer MaterialScience AG; IPC主号:C08G18-10
专利说明:
[0001] 本発明は、1,5−ナフタレンジイソシアネート(NDI)プレポリマーに基づく、気泡質ポリウレタン(PUR)注型エラストマーおよび成形品の製造方法に関する。] 背景技術 [0002] イソシアネートとイソシアネート反応性化合物との反応によって得られる、気泡質、例えば微細気泡質のポリイソシアネート重付加生成物、通常はポリウレタン(PUR)および/またはポリイソシアヌレート、並びにそれらの製造方法は、一般に知られている。該生成物の特定の形態は、気泡質、特に微細気泡質のポリウレタンエラストマーであり、該エラストマーは、それらによって示される、かなり大きい密度300〜600kg/m3、特定の物理的性質および応用可能性(Guenter Oertel, 第3改訂新版、Becker/Braun Kunstoff Handbuch 7, Hanser Verlag, 第378〜381頁(第7.3.3.2章)および第428頁)によって、通常のポリウレタン発泡材料とは異なる。そのようなポリウレタンエラストマーは、例えば、特に自動車製造において、振動減衰要素および衝撃減衰要素として使用される。ポリウレタンエラストマーから製造されたバネ要素および弾性要素は、自動車において、例えば、ショックアブソーバー、フラットコイルスプリングおよびエラストマースプリングからなるショックアブソーバーアセンブリ全体において、ショックアブソーバーのピストン棒上を滑るように動く。ポリウレタンエラストマーが、制動要素に対する高い機械的要求を可能な限り長期間満足できるように、最も重要な必要条件の1つは、優れた動的機械的性質および静的機械的性質、例えば、傑出した引張強さ、伸び、耐亀裂生長性および圧縮永久歪を達成することである。気泡質ポリイソシアネート重付加生成物は、注型用金型内で製造される。極めて高い動的要求および機械的要求を満足するために、1,5−NDIに基づく気泡質ポリウレタンエラストマーが、以前から製造されてきた(DE−A 29 40 856)。既知の方法の欠点は、1,5−NDIベースプレポリマーが限られた貯蔵安定性しか有さないことである。従って、そのようなプレポリマーを貯蔵することはできず、インサイチュで調製して直ちにエラストマーに転化しなければならない。] [0003] NDIベースPURは、もっぱら貯蔵不安定なプレポリマーとして、商業的に存在する(DE−A 195 34 163)。例えば、一定のNCO価および一定の組成を有する連続調製NCOプレポリマーを得ることを確実にするため、チップ状またはフレーク状で入手可能なNDIは、比較的複雑な固体の連続計量添加を要する。更に、NDIの比較的高い昇華傾向に起因する労働者の健康面および安全面は、増大した技術的支出を要する。この問題を回避する1つの方法は、予め調製したNDIプレポリマーを使用することであり、該プレポリマーは、その構造に関して均一でなければならない。しかしながら、NDIプレポリマーの群から、十分な貯蔵安定性を有するものしか使用することはできない。NDI注型エラストマーを調製するために広く使用されているような、通常のNDIプレポリマーは、貯蔵条件下、例えば50℃未満の温度で、未反応単量体NDIが、その低い溶解性および高い融点の故に析出するという事実を特徴とする。しかしながら、単純にNDIの融点(127℃)より高い温度まで加熱することは、以下の理由から満足できることではない。溶融処理に付随する高い熱ストレスは二次反応をもたらし、最終的に、粘度上昇と関連のあるNCO特性値低下をもたらし、その結果、簡単な後処理は、不可能ではないにしても少なくとも複雑になる。この場合、問題となるのは特に、NCO基のツェレウィチノフ活性水素原子に対する比(「NCO特性値」)が極めて著しく変化し、不均一な化合物をもたらすという事実である。特に、PUエラストマーの技術的に関連した硬度範囲はなおカバーされ得る、低いNCO含量(2.5〜6重量%のNCO)のNDIプレポリマーの場合、あらゆる偏差が、該特性値に、従って最終的に加工特性および材料特性に、極めて著しい影響を与える。高温、例えば120℃を超える温度でNDIプレポリマーを貯蔵することは、これらの条件下で、遊離単量体NDIの晶出を防ぐという事実にもかかわらず、やはり、二次反応が急速な粘度上昇をもたらし、更に、それから調製される注型エラストマーの特性が著しく損なわれるので、全く実用的でない解決法である。] [0004] 従来の貯蔵不安定なNDIプレポリマーの前記問題は、NDIプレポリマー調製後30分のうちに連鎖延長反応を実施すべきであることを示す作業の推奨、および一般にNDIプレポリマーの貯蔵安定性を疑う文献内の記載を背景とし、例えば、Solid Polyurethane Elastomers, P.Wright and A.P.C. Cummings, Maclaren and Sons, London 1969, 第6.2章第104頁以下には、下記内容が記載されている。 「6.2.1 不安定なプレポリマー系(Vulkollan)(Vulkollan(登録商標);Bayer MaterialScienceAG製のナフタレンジイソシアネート(NDI)に基づく注型エラストマーの商品名) Vulkollanは、プレポリマー法によって調製される。ただし、該プレポリマーは、貯蔵不可能であり、短時間のうちに更に反応させなければならない。そのように調製されたプレポリマーは、望ましくない更なる副反応が起こり得るので、比較的不安定である。該副反応が起こる可能性を低減するため、調製における次の段階、即ち連鎖延長は、可能な限りすぐ、しかしながら最長30分のうちに実施されるべきである。」] [0005] DE−A 29 40 856 DE−A 195 34 163] 先行技術 [0006] Guenter Oertel, 第3改訂新版、Becker/Braun Kunstoff Handbuch 7, Hanser Verlag, 第378〜381頁(第7.3.3.2章)および第428頁 Solid Polyurethane Elastomers, P.Wright and A.P.C. Cummings, Maclaren and Sons, London 1969, 第6.2章第104頁以下] 発明が解決しようとする課題 [0007] 従って、本発明の目的は、改善された圧縮永久歪(CS)とNDI注型エラストマーの既知の優れた物理的性質とを有する、気泡質PUR注型エラストマーおよび注型成形品を提供すること、並びにそれらの技術的に優れた実行可能な製造方法を開発することである。] 課題を解決するための手段 [0008] 意外にも、NDIに基づく気泡質PUR注型エラストマーが、特定の貯蔵安定性NDIベースNCOプレポリマーと架橋剤との反応によって製造され得ることが見出された。] [0009] 本発明は、 a)場合により他のイソシアネート基含有化合物と混合された、貯蔵安定性1,5−ナフタレンジイソシアネート(NDI)プレポリマーと、 b1)イソシアネート反応性化合物、 b2)水、 b3)乳化剤、 b4)触媒、 b5)任意に助剤および/または添加剤 からなる群から選択される b)ポリオール成分 とを混合し、この混合物を型に流し込むかまたは噴霧し、型を閉じ、混合物を硬化(キュアー)させ、硬化された成形品を型から取り出す、気泡質ポリウレタン注型エラストマーの製造方法を提供する。] 図面の簡単な説明 [0010] 成形品を75%変形までの最大力で3回、圧縮およびストレス開放した際の、第3サイクルでの力−変位曲線を示す。 成形品を400,000回、65%まで圧縮し、開放する動的試験後、75%変形までの最大力で3回、圧縮およびストレス開放した際の、第3サイクルでの力−変位曲線を示す。] [0011] 1,5−ナフタレンジイソシアネート(NDI)に基づく貯蔵安定性NCOプレポリマーは、NCO含量2.5〜6重量%および100℃で測定された粘度5000mPas未満を有するものである。該プレポリマーは、 A)1,5−ナフタレンジイソシアネート(NDI)と、 B)850〜3000g/mol、好ましくは900〜3000g/mol、特に好ましくは1000〜3000g/molの数平均分子量、75℃で測定された粘度1500mPas未満および官能価1.95〜2.15を有し、ポリエステルポリオール、ポリ−ε−カプロラクトンポリオール、ポリカーボネートポリオール、ポリエーテルポリオールおよびα−ヒドロ−ω−ヒドロキシ−ポリ(オキシテトラメチレン)ポリオールからなる群から選択される、ポリオールとを、 1.55:1〜2.35:1、好ましくは1.60:1〜2.15:1、特に好ましくは1.70:1〜2.00:1のNCO基とOH基の比、温度80〜150℃で反応させることによって連続式またはバッチ式で調製され、ここで、助剤および添加剤C)を使用してよく、該反応後、前記冷却方式に対応して迅速に冷却される。] [0012] 成分B)として挙げられるポリエステルポリオールは、従来技術に従って、一般に、1種以上のポリカルボン酸或いはポリカルボン酸誘導体と、モル過剰の短鎖ポリオール或いはポリオール混合物との重縮合によって調製され、このとき結合触媒を使用してもよい。典型的な短鎖ポリオールは、C2〜12アルキレンジオールである。ポリ−ε−カプロラクトンポリオールは、水を包含する主に二官能性のスターター分子を用いたε−カプロラクトンの開環重合によって得られる。ポリカーボネートポリオールは、ヒドロキシル末端基と平均して少なくとも3個のカーボネート基とを含有する化合物であり、当業者に既知の合成方法、例えば、ホスゲン、炭酸ジフェニルまたは炭酸ジメチルと少なくとも1種のC2〜12アルキレンジオール、好ましくはC4〜12アルキレンジオールとの重縮合によって得ることができる。ポリエーテルポリオールは、主に、二官能性スターター化合物と重合されたポリプロピレンオキシドまたはポリプロピレン/コ−エチレンオキシドであり、例えば、水酸化アルカリまたは複核金属錯体を用いた触媒反応によって得られる。α−ヒドロ−ω−ヒドロキシ−ポリ(オキシテトラメチレン)ポリオールは、強酸性触媒を用いたテトラヒドロフランの開環重合によって得られる。ポリオールは、通常、酸によって安定化される。] [0013] NDIプレポリマーの調製は、ポリオールを80〜150℃の温度まで加熱し、NDIと一緒に撹拌することによって実施される。これに関連して、プレポリマー生成の正確な開始温度は、バッチサイズと容器のタイプとに依存する。反応の発熱の結果として、反応混合物中で用いたNDIを溶解し、透明で均一な溶融体を得るのに十分な最高温度に達するように、該開始温度を予備実験で決定する。1,5−NDIを用いる場合、必要な最高温度は約120〜135℃、特に好ましくは125〜130℃の温度範囲である。透明で均一な溶融体を得た(反応終了)後、得られたNCOプレポリマーを、直ちに更に反応させてもよいし、或いは有利には続く更なる後処理のために、70℃未満まで迅速に冷却し、貯蔵容器または輸送容器に保存し、次いで後の使用のために室温で貯蔵してもよい。(反応終了時の温度から)70℃未満までの迅速な冷却は、処理に関して以下を意味する: i)反応終了〜130℃の温度範囲で最長滞留時間0.5時間、および ii)反応終了〜110℃の温度範囲で最長滞留時間1.5時間、および iii)反応終了〜90℃の温度範囲で最長滞留時間7.5時間、および iv)反応終了〜70℃の温度範囲で最長滞留時間72時間。] [0014] 前記した時間および温度は、明らかに技術的に、迅速に冷却されるNCOプレポリマーの量が少ないほど維持しやすい。実験室規模、即ち約10kgまでの量では、空気による冷却或いは例えば水浴または油浴のような液体媒体による冷却が、この目的には十分である。一方、工業規模、即ち100kgまたは5トンの量では、有効な熱交換システム、および激しく撹拌またはポンプ輸送しながら熱い反応生成物をより古い既に冷却された物質に排出する一般に低コストの変法が適している。この場合、既に冷却された物質は、撹拌容器に含まれており、その温度は、排出工程終了後の混合物温度が最高100℃となるように、新たな物質と古い物質の量比に依存して選択される。これに関連して、排出工程自体は、古い生成物と新たな生成物の全てについて、冷却速度に関する境界条件の全てに従うことができるように実施されなければならない。次いで、このようにして得られた、最高100℃の温度まで冷却された、古い生成物と新たな生成物との混合物を、必要ならば容器を冷却することによって70℃未満の温度まで更に冷却する。調製方法のこの段階で、一方では、次の一部のバッチを前記温度まで冷却することを可能にする温度で十分な生成物が排出容器に残ることを確実にし、他方では、熱ストレスを全体で最小にすることと併せて、貯蔵容器の充填を含む工程を実施する。] [0015] しかしながら、より多い量を調製するため、反応容器でのバッチ式ではなく反応押出機を用いた連続式で調製を実施することがより好ましい、即ち、より簡単で費用効率が高い。] [0016] 従って、別の変法は、反応押出機で連続的に貯蔵安定性NCOプレポリマーの製造方法を実施することを含む。ポリオールとNDIとの反応混合物は、押出機の第1ゾーンで少なくとも180℃〜最高240℃までの温度に加熱され、押出機の次のゾーンで、該反応混合物は、有意な脱気をもたらすために減圧しながら冷却によって、好ましくは100℃未満、特に好ましくは80℃未満の温度まで迅速に冷却される。不活性ガスを満たした容器に、得られた溶融体を添加し、貯蔵する。押出機変法を用いる場合、好都合には、老化防止剤をポリオール混合物に添加する。] [0017] 冷却方式についての前記条件の維持は、明らかに、反応押出機を用いる場合に比較的容易に、個々の加熱ゾーンおよび冷却ゾーンの温度および押出量を適当に調節することによって実現されるはずである。] [0018] NCOプレポリマーの調製に使用されるポリオールは、好ましくは、使用前、貯蔵容器内で高温で貯蔵される。これに関連して、100〜140℃の温度範囲でのポリエステルポリオールの貯蔵および80〜120℃の温度でのポリエーテルポリオールの貯蔵が有利であることが分かった。] [0019] 更に、貯蔵安定性NDIプレポリマーは、転化反応後になお存在する未反応NDIが除去されず、プレポリマーに基づいて0.3重量%超〜5重量%未満までの量で存在するといった利点を有する。] [0020] 従って、貯蔵安定性NDIプレポリマーは、単独で調製され、その調製後6ヶ月まで使用することができる。貯蔵安定性プレポリマーは、この期間にわたって、NCO含量の有意な変化も、遊離未反応1,5−NDIの沈降も示さない。] [0021] 注型エラストマー(成形品)の製造は、有利には、NCO:OH比0.85〜1.20で実施される。このとき、加熱される出発成分を混合し、所望の成形密度に対応する量で加熱される好ましくはしっかり閉じる型に添加する。型の内壁の表面温度は、75〜90℃である。10〜60分後、成形品が硬化し、次いで取り出すことができる。型に添加する混合物の量は、通常、得られる成形品が前記密度を有するように計算される。出発成分は通常、30〜110℃の温度で型に添加される。充填率は1.1〜8、好ましくは2〜6である。気泡質エラストマーは通常、開放式金型、好ましくは密閉式金型で、低圧成形技術によって、即ち特に反応射出成形技術(RIM)によって製造される。] [0022] 反応射出成形技術は、例えば、H. PiechotaおよびH. Roehrによって"Integralschaumstoffe", Carl Hanser-Verlag, Munich, Vienna 1975に、D.J. PrepelkaおよびJ.L. WhartonによってJournal of Cellular Plastics, March/April 1975, 第87〜98頁に、並びにU. KnippによってJournal of Cellular Plastics, March/April 1973, 第76〜84頁に記載されている。] [0023] ひまし油またはカルボジイミドのような添加剤(例えば、耐加水分解剤としてのRheinchemie社製stabaxol、2,2’,6,6’−テトライソプロピルジフェニルカルボジイミドが既知の例である。)が、ポリオールおよびプレポリマーに添加され得る。ポリオールに加えて、水、乳化剤、触媒および/または助剤および/または添加剤が通常、ポリオール成分を構成する。] [0024] 型からの取り出しを改善するため、通常、外部離型剤、例えば、ワックスベース化合物またはシリコーンベース化合物或いは石鹸水溶液を伴って型を供給する。型から取り出した成形品は、通常、70〜120℃の温度で1〜48時間加熱処理する。] [0025] 本発明はまた、 a)場合により他のイソシアネート基含有化合物と混合された、貯蔵安定性NCOプレポリマーと、 b1)イソシアネート反応性化合物、 b2)水、 b3)乳化剤、 b4)触媒、 b5)任意に助剤および/または添加剤 からなる群から選択される b)ポリオール成分 とから得られる、(変形40%で80℃×22時間+23℃×2時間後に測定された)圧縮永久歪(CS)10%未満を有する、気泡質ポリウレタン注型エラストマーおよび成形品を提供する。] [0026] 出発成分は以下を含むことができる。 1,5−NDI−プレポリマー以外の別のイソシアネートとして、一般に知られている(環式)脂肪族および/または芳香族のポリイソシアネートを使用できる。特に適しているものは、芳香族ジイソシアネート、好ましくは、2,2’−ジフェニルメタンジイソシアネート、2,4’−ジフェニルメタンジイソシアネートおよび/または 4、4’−ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、2,4−トルイレンジイソシアネートおよび/または2,6−トルイレンジイソシアネート(TDI)、3,3,’−ジメチル−ジフェニルジイソシアネート(TODI)、1,2−ジフェニルエタンジイソシアネート、フェニレンジイソシアネート(PPDI)、および/または(環式)脂肪族イソシアネート、例えば、1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)、1−イソシアナト−3,3,5−トリメチル−5−イソシアナトメチルシクロヘキサン、および/またはポリイソシアネート、例えばポリフェニルポリメチレンポリイソシアネートである。イソシアネートは、純粋な化合物として、混合物としておよび/または変性物として、例えば、ウレトジオン、イソシアヌレート、アロファネートまたはビウレットとして、好ましくは、ウレタン基およびイソシアネート基を含有する反応生成物として、並びに1,5−NDI−プレポリマーおよび様々なイソシアネートプレポリマーとして使用され得る。場合により変性された、2,2’−ジフェニルメタンジイソシアネート、2,4’−ジフェニルメタンジイソシアネートおよび/または4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、2,4−トルイレンジイソシアネートおよび/または2,6−トルイレンジイソシアネート(TDI)、および/またはこれらイソシアネートの混合物を、好ましくは使用する。] [0027] 500未満、好ましくは60〜499の分子量を有する低分子量の連鎖延長剤および/または架橋剤を、成分b)として使用し、その例は、二価アルコールおよび/または三価アルコール、二価〜四価のポリオキシアルキレンポリオール、並びにアルキル置換芳香族ジイミン、または前記した連鎖延長剤および/または架橋剤の少なくとも2つの混合物からなる群から選択される。] [0028] 成分(b1)として、例えば、2〜12個、好ましくは2、4または6個の炭素原子を含有するアルカンジオール、例として、エタンジオール、1,3−プロパンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,7−ヘプタンジオール、1,8−オクタンジオール、1,9−ノナンジオール、1,10−デカンジオールおよび好ましくは1,4−ブタンジオール、4〜8個の炭素原子を含有するジアルキレングリコール、例としてジエチレングリコールおよびジプロピレングリコール、および/または二価〜四価のポリオキシアルキレンポリオールを使用できる。しかしながら、通常12個以下の炭素原子を含有する分枝鎖および/または不飽和アルカンジオール、例えば、1,2−プロパンジオール、2−メチル−プロパンジオール−1,3、2,2−ジメチル−プロパンジオール−1,3、2−ブチル−2−エチルプロパンジオール−1,3、ブテン−2−ジオール−1,4およびブチン−2−ジオール−1,4、2〜4個の炭素原子を含有するグリコールとテレフタル酸とのジエステル、例えばテレフタル酸ビス−エチレングリコールまたはテレフタル酸ブタンジオール−1,4、ヒドロキノンまたはレゾルシノールのヒドロキシアルキレンエーテル、例えば1,4−ジ−(b−ヒドロキシエチル)−ヒドロキノンまたは1,3−ジ(b−ヒドロキシエチル)−レゾルシノール、2〜12個の炭素原子を含有するアルカノールアミン、例えば、エタノールアミン、2−アミノプロパノールおよび3−アミノ−2,2−ジメチルプロパノール、N−アルキルジアルカノールアミン、例えばN−メチルジエタノールアミンおよびN−エチルジエタノールアミンも適している。] [0029] 高級官能性架橋剤(b1)として、例えば、三価アルコールおよびより多価のアルコール、例えば、グリセロール、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトールおよびトリヒドロキシシクロヘキサン、並びにトリアルカノールアミン、例えばトリエタノールアミンを挙げることができる。連鎖延長剤として以下を使用できる:好ましくは122〜400の分子量を有するアルキル−置換芳香族ポリアミン、特に、アミノ基に対してオルト位にステアリン障害によってアミノ基の反応性を低減するアルキル置換基を少なくとも1個含有し、室温で液体である、第一級芳香族ジアミン。本発明の成形品の製造には、技術的に容易に入手可能な、1,3,5−トリエチル−2,4−フェニレンジアミン、1−メチル−3,5−ジエチル−2,4−フェニレンジアミン、1−メチル−3,5−ジエチル−2,4−フェニレンジアミンおよび1−メチル−3,5−ジエチル−2,6−フェニレンジアミンの混合物、いわゆるDETDA、アルキル基中に1〜4個の炭素原子を含有する3,3’−ジアルキル−置換−4,4’−ジアミノジフェニルメタンまたは3,3’,5,5’−テトラアルキル−置換−4,4’−ジアミノジフェニルメタン(特に、結合状態でメチル基、エチル基およびイソプロピル基を含有する3,3’,5,5’−テトラアルキル−置換−4、4’−ジアミノジフェニルメタン)の異性体混合物、並びに前記テトラアルキル−置換−4,4’−ジアミノジフェニルメタンとDETDAとの混合物を使用してよい。特定の機械的性質を達成するため、前記低分子量多価アルコール(好ましくは二価および/または三価アルコールまたはジアルキレングリコール)と混合したアルキル−置換芳香族ポリアミンを使用することも好都合であり得る。しかしながら、芳香族ジアミンを使用しないことが好ましい。従って、本発明の生成物の製造は、好ましくは、芳香族ジアミンの不存在下で実施される。] [0030] 前記化合物(b1)に加えて、特に、NDIプレポリマーの調製において、ポリオールの必要量または望ましい量の一部しか使用しない(いわゆる「ポリオール分割」)ならば、官能価2〜3、および好ましくは60〜6000、より好ましくは500〜6000、特に800〜3500の分子量を有する、ポリエーテルポリオール、ポリエステルポリオールおよび/またはヒドロキシル基含有ポリカーボネートを使用できる。適当なポリエステルポリオールは、例えば、C2〜12ジカルボン酸と二価アルコールとから調製され得る。適当なジカルボン酸は、例えば、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、スベリン酸、アゼライン酸およびセバシン酸のような脂肪族ジカルボン酸、並びにフタル酸、イソフタル酸およびテレフタル酸のような芳香族ジカルボン酸である。ジカルボン酸は、独立してまたは混合物として使用することができる。ポリエステルポリオールの調製には、カルボン酸に代えて、対応するカルボン酸誘導体、例えば、アルコール基に1〜4個の炭素原子を含有するカルボン酸エステル、カルボン酸無水物または塩化カルボン酸を使用することが有利な場合もある。二価アルコールの例は、2〜16個の炭素原子、好ましくは2〜6個の炭素原子を含有するグリコール、例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、ブタンジオール−1,4、ペンタンジオール−1,5、ヘキサンジオール−1,6、デカンジオール−1,10、102−メチルプロパン−1,3−ジオール、2,2−ジメチルプロパンジオール−1,3、プロパンジオール−1,3およびジプロピレングリコールである。所望の特性に依存して、二価アルコールを単独でまたは場合により互いの混合物として使用できる。ポリエステルポリオールとして、好ましくは、エタンジオールポリアジペート、1,4−ブタンジオールポリアジペート、エタンジオールブタンジオールポリアジペート、1,6−ヘキサンジオールネオペンチルグリコールポリアジペート、1,6−ヘキサンジオール−1,4−ブタンジオールポリアジペート、2−メチル−1,3−プロパンジオール−1,4−ブタンジオールポリアジペートおよび/またはポリカプロラクトンを使用する。適当なエステル基含有のポリオキシアルキレングリコール、基本的にポリオキシテトラメチレングリコールは、有機の、好ましくは脂肪族のジカルボン酸、特にアジピン酸と、162〜600の数平均分子量を有するポリオキシメチレングリコールおよび任意に脂肪族ジオール、特にブタンジオール−1,4との重縮合物である。適当なエステル基含有ポリオキシテトラメチレングリコールはまた、ε−カプロラクトンとの重縮合からも調製される。適当なカーボネート基含有のポリオキシアルキレングリコール、基本的にポリオキシテトラメチレングリコールは、ポリオキシアルキレングリコールと、アルキルカーボネートまたはアリールカーボネートまたはホスゲンとの重縮合物である。その例は、DE−A 19535 48 771、第6頁、第26〜59行に示されている。] [0031] 乳化剤(b3)として、例えば、スルホン化脂肪酸並びにその他の一般的に知られている乳化剤、例として、脂肪酸のポリグリコールエステル、アルキルアリールポリグリコールエーテル、脂肪酸のアルコキシレート、好ましくはポリエチレングリコールエステル、ポリプロピレングリコールエステル、ポリエチレンポリプロピレングリコールエステル、リノール酸、リノレン酸、オレイン酸、アラキドン酸のエトキシレートおよび/またはプロポキシレート、特に好ましくはオレイン酸エトキシレートを使用できる。別の態様として、ポリシロキサンを使用することもできる。脂肪酸のアミン塩、例えば、オレイン酸ジエチルアミン、ステアリン酸ジエタノールアミン、ひまし油酸ジエタノールアミン、スルホン酸塩、例として、ドデシルベンゼンジスルホン酸またはジナフチルメタンジスルホン酸のアルカリ金属塩またはアンモニウム塩も同様に好ましい。] [0032] スルホン化脂肪酸は、好ましくは、水溶液、例えば50%溶液として使用され得る。典型的な既知の製品は、Rheinchemie社製添加剤のSVおよびSM、並びに非水溶性乳化剤としてのRheinchemie社製添加剤WMである。] [0033] 気泡質PUR注型エラストマーの調製方法は、水の存在下実施される。水は、イソシアネート基との反応の結果、ウレア基の生成を伴って架橋剤として作用し、加えて二酸化炭素の生成を伴って発泡剤としても作用する。通常使用できる水の量は、成分(b)の重量に基づいて0.01〜5重量%、好ましくは0.3〜3.0重量%である。水は、スルホン化脂肪酸の水溶液の状態で、完全にまたは部分的に使用され得る。] [0034] 触媒(b4)は、単独でまたは互いの混合物として添加することができる。触媒は、好ましくは、有機カルボン酸の錫(II)塩のような有機金属化合物、例えば、ジオクタン酸錫(II)、ジラウリン酸錫(II)、二酢酸ジブチル錫およびジラウリン酸ジブチル錫、第三級アミン、例えば、テトラメチルエチレンジアミン、N−メチルモルホリン、ジエチルベンジルアミン、トリエチルアミン、ジメチルシクロヘキシルアミン、ジアザビシクロオクタン、N,N’−ジメチルピペラジン、N−メチル−N’−(4−N−ジメチルアミノ)ブチルピペラジン、N,N,N’,N’’,N’’−ペンタメチルジエチレントリアミンなどである。触媒として以下も適している:アミジン、例えば2,3−ジメチル−3,4,5,6−テトラヒドロピリミジン、トリス−(ジアルキルアミノアルキル)−s−ヘキサヒドロトリアジン、特にトリス−(N,N−ジメチルアミノプロピル)−s−ヘキサヒドロトリアジン、テトラアルキルアンモニウムヒドロキシド、例えばテトラメチルアンモニウムヒドロキシド、アルカリ金属ヒドロキシド、例えばナトリウムヒドロキシド、およびアルカリ金属アルコラート、例えばナトリウムメチラートおよびカリウムイソプロピラート、および10〜20個の炭素原子と場合により側鎖OH基とを含有する長鎖脂肪酸のアルカリ金属塩。調節すべき反応性に依存して、触媒(b4)を、成分(a)に基づいて0.001〜0.5重量%の量で使用する。] [0035] 助剤および添加剤(b5)は、本発明の注型エラストマーの製造方法で使用され得る。そのような助剤および添加剤は、例えば、一般に知られている、界面活性物質、耐加水分解剤、充填剤、酸化防止剤、気泡調節剤、防炎加工剤および着色剤を包含する。適当な界面活性物質は、出発物質の均一化を助ける働きをし、或いは気泡構造を整えるのにも適している化合物である。更に、気泡安定剤を使用することもでき、その例は、オキシエチル化アルキルフェノール、オキシエチル化脂肪アルコール、パラフィン油、ひまし油またはひまし油酸エステル、スルホン化ひまし油、落花生油、並びにパラフィンおよび脂肪アルコールのような気泡調節剤である。界面活性物質は通常、成分(b)100重量部に基づいて0.01〜5重量部の量で使用される。] [0036] 成形品をも称する、本発明の気泡質PUR注型エラストマーは、乗物構造物、例えば自動車構造物における、制動要素として、例えば、補助バネ、緩衝材、横方向リンケージベアリング、後軸サブフレームベアリング、スタビライザーベアリング、縦方向ストラットベアリング、フロントストラットサポート、ストラットトップマウント、ショックアブソーバーサポートベアリング、三角形横方向アーム用ベアリングとして、並びに例えばタイヤが損傷を受けた場合に乗り物が気泡質エラストマー上を走ることを可能にする(これは乗物がなお走行できることを意味する。)リム付応急用タイヤとして使用される。注型エラストマーおよび成形品はまた、ロール、タイヤおよびローラーのための塗膜/被膜として使用することもできる。] [0037] 本発明を、以下の実施例を用いてより詳細に記載する。] [0038] 使用した出発化合物 Capa 1:ヒドロキシル価79mgKOH/gを有し、ネオペンチルグリコールから出発したポリ−ε−カプロラクトン。 Desmodur(登録商標)15(ナフタレンジイソシアネート)、Bayer MaterialScienceAG社製。 Vulkollan(登録商標)2001 KS(エチレン−ブチレンアジペート、ヒドロキシル価55mgKOH/g)。] [0039] 実施例1:Capa 1に基づくNDIベース貯蔵安定性NCOプレポリマーの調製 ヒドロキシル価79mgKOH/gを有し、ネオペンチルグリコールから出発したポリ−ε−カプロラクトン100重量部を脱水し、28.75重量部のDesmodur(登録商標)15と一緒に127℃で撹拌した。11分後、反応温度は139℃に上昇した。反応混合物を10分間で65℃まで冷却した。NCO含量は4.14重量%であった。65℃で24時間後、NCO含量は4.08%であった。プレポリマー(100℃での粘度:1650mPas)を室温で貯蔵した。] [0040] 実施例2:NDIベース貯蔵安定性NCOプレポリマーからの気泡質注型エラストマーの製造 室温で45日間貯蔵した実施例1からのNCOプレポリマー114.4重量部を、100℃まで加熱し、ひまし油1.2重量部と混合した(混合物A)。 混合物Bは、10重量部のVulkollan(登録商標)2001 KS、1.65重量部の添加剤SV(Rheinchemie社から得られる脂肪酸スルホネートの50%水溶液)および0.02重量部のシクロヘキシルジメチルアミンからなる。 100重量部の混合物A(約90℃)と10.09重量部の混合物B(約45℃)とを低圧装置で1800r.p.m.で混合し、密閉式金型に注ぎ、次いで型から取り出す。処理条件および測定結果を表1に示す。] [0041] ] [0042] 意外にも、圧縮永久歪(CS)は極めて低い。このことは、本発明の成形品が高温でも使用できることを意味する。] [0043] 80℃での圧縮永久歪の測定: 40%まで圧縮応力を与えた試験体を80℃で22時間貯蔵し、次いで、圧縮応力を与えたまま23℃で2時間冷却した(DIN EN ISO 1798の変法、高さ18mmのスペーサー、並びにベース表面積40×40mm2および高さ30±1mmの試験体)。] [0044] 動的性質および機械的性質の測定: 前記試験体の動的性質および機械的性質を、力−変位曲線を用いて調べた。この目的のため、成形品を、(バネの作用下)75%変形までの最大力で3回、圧縮およびストレス開放した。圧縮速度は40mm/分であった。第3サイクルでの特性線を記録した。これは、バネ特性1を表す(図1参照;第1静的実験)。] 図1 [0045] 次いで、動的試験を実施した。このため、成形品を400,000回、65%まで圧縮し、開放した(交互に与える負荷)。振動数は2Hzであった。試験終了後、バネ特性2を記録した(図2参照;第2静的実験;同じ締付高さおよび3サイクルでのバネ特性1と同様の実施)。] 図2 [0046] バネ特性は、複数の測定点から得られた滑らかな曲線である。上方の曲線は静的負荷曲線であり、下方の曲線は緩和曲線である。] [0047] 試験体の動的試験および機械的試験の後、以下の等式: SA = [(H0−Hr)/H0] × 100 % [式中、H0は試験バネの初期高さを示し、HRは第2動的試験後の試験バネの残留高さを示し、これらは、通常の大気条件(23℃/50%相対大気湿度)で24時間貯蔵後に測定される。] に従って、へたり量(SA)を測定した。へたり量は、気泡質PUエラストマーの永久変位の尺度である。この値が小さいほど、材料の動的性能が高い。 (H0=155.7およびHr=146.4での)へたり量は、6%と意外にも良好な値であった。] 実施例 [0048] 実施例3(比較例): DE 195 34 163からの比較例Iに従って、注型エラストマーを非貯蔵安定性1,5−NDIプレポリマーから製造する。CSは20%であり、従って、本発明に従って製造されたPU注型エラストマーのCSより、かなり悪い。へたり量は8%である。]
权利要求:
請求項1 A)1,5−ナフタレンジイソシアネート(NDI)と、B)数平均分子量850〜3000g/mol、75℃で測定された粘度1500mPas未満および官能価1.95〜2.15を有し、ポリエステルポリオール、ポリ−ε−カプロラクトンポリオール、ポリカーボネートポリオール、ポリエーテルポリオールおよびα−ヒドロ−ω−ヒドロキシ−ポリ(オキシテトラメチレン)ポリオールからなる群から選択される、ポリオールとを、C)任意に助剤および添加剤の存在下、NCO基とOH基の比1.55:1〜2.35:1、温度80〜240℃で、連続または不連続に反応させて、NCO含量2.5〜6重量%および100℃で測定された粘度5000mPas未満を有する貯蔵安定性NCOプレポリマーを生成し、該反応後、いずれの場合も滞留時間がi)反応終了〜130℃の温度範囲で0.5時間を超えない、およびii)反応終了〜110℃の温度範囲で1.5時間を超えない、およびiii)反応終了〜90℃の温度範囲で7.5時間を超えない、およびiv)反応終了〜70℃の温度範囲で72時間を超えないように冷却し、ここで、転化反応後になお存在する未反応NDIを除去せず、a)場合により他のイソシアネート基含有化合物と混合された、貯蔵安定性NCOプレポリマーと、b1)イソシアネート反応性化合物、b2)水、b3)乳化剤、b4)触媒、b5)任意に助剤および/または添加剤からなる群から選択されるb)ポリオール成分とを混合し、その後、この混合物を型に流し込むかまたは噴霧し、型を閉じ、混合物を硬化させ、硬化された注型エラストマーを型から取り出すことを特徴とする、気泡質ポリウレタン注型エラストマーの製造方法。 請求項2 a)場合により他のイソシアネート基含有化合物と混合された、貯蔵安定性NCOプレポリマーと、b1)イソシアネート反応性化合物、b2)水、b3)乳化剤、b4)触媒、b5)任意に助剤および/または添加剤からなる群から選択されるb)ポリオール成分とから得られる、(変形40%で80℃×22時間+23℃×2時間後に測定された)圧縮永久歪(CS)10%未満を有する、気泡質ポリウレタン注型品。 請求項3 乗物構造物、例えば自動車構造物における、制動要素として、例えば、補助バネ、緩衝材、横方向リンケージベアリング、後軸サブフレームベアリング、スタビライザーベアリング、縦方向ストラットベアリング、フロントストラットサポート、ストラットトップマウント、ショックアブソーバーサポートベアリング、三角形横方向アーム用ベアリングとして、リム付応急用タイヤとして、並びにロール、タイヤおよびローラーのための塗膜としての、請求項1に記載の方法によって製造されたポリウレタン注型エラストマーの使用。
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公开号 | 公开日 CN101861346A|2010-10-13| DE102007054983A1|2009-05-20| WO2009062672A1|2009-05-22| MX2010004339A|2010-04-30| KR20100102587A|2010-09-24| US20090127921A1|2009-05-21| CA2705979A1|2009-05-22| EP2212363A1|2010-08-04| BRPI0820542A2|2015-06-16| TW200940580A|2009-10-01|
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